【例会】毎月第2日曜日午後2時~4時函館市総合保健センター2階会議室等で開催します。

 

 

日にちは次のとおりです。

10月11日 11月8日 12月13日   2021年1月10日 2月14日

 

 

樹陽のたより(ひきこもりを体験した当事者の集い)も、同日の11時~13時、函館市総合保健センター(2階奥右側、第2健康指導室)で開催します。

 

 

※新型コロナの感染状況によっては変更する場合もありますので事前に開催をご確認ください。

 

 

 

北斗市で高齢者・障害者福祉事業を運営する社会福祉法人函館緑花会が、4月から毎月第3土曜日9:30~11:30法人の地域交流拠点「ふれあい食堂いこい」でひきこもり家族自助会を開催しています。

 

 

同封チラシ裏面に「いこい」の活動をを紹介した函館新聞の記事を掲載しています。

 

 

こちらも是非ご参加ください。

コロナ対応の関係上、当面は事前に開催可否をご確認ください。

 

 

 

函館市社会福祉協議会では、毎月第2水曜日10時~12時に不登校、毎月第4水曜日10時~12時にひきこもりの相談窓口を開設しています。

 

 

不登校については「登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会」が、ひきこもりについては「あさがお」が相談を担当し、同じ悩みを持つ者同士の語り合いの場となっていますので、お気軽にご利用ください。

 

問い合わせは☎0138-23-8969です。

 

 

 

「お話聴きますカフェ」、函館市精神障害者家族会「愛泉会」、「はこだて若者サポートステーション保護者相談会」のチラシも同封しましたので、ご家族の状況に応じてご利用をご検討ください。

 

【7月・8月・9月の例会の概要】

「あさがお」の7月12日例会は20名が参加、3グループで話し合いました。

 

8月9日の例会は23名の参加で、発達障害を主なテーマにしたグループとそれ以外のグループで話し合いました。

 

9月13日の例会も26名と多数の参加で、3グループに分かれて話し合いました。

 

会によっては、函館市保健福祉部の大泉部長や生活支援第2課の浜谷課長・高木主査、当会顧問の函館渡辺病院理事長で精神科医の三上先生など専門分野の方も参加してくださり、多くの関係者に支えられていることに感謝しています。

 

「樹陽のたより」の7月例会は6名、8月例会は7名、9月例会は6名が参加し、コロナ禍の生活状況や困難を乗り越える工夫などについて語り合っています。

 

【親の「こうなってほしい」を自戒することの大切さ】運営委員・安藤とし子

子どもが安心して話せる親になる

ひきこもる家族との関係を何とかしたいと何年家族会に参加し続けても、なかなか捨てきれないのが当事者に対する「こうなってほしい」という思いではないでしょうか。

 

本来ならば当事者の「こうありたい」気持ちに寄り添い支えていくのが理想的ですが、当事者の気持ちは容易にはわかりません。

 

そもそも「こうありたい」思いがあるのか、考えているのかさえわからず日々ともに暮らしています。

 

どのようにして当事者の思いを知ることができるのか、これが絶対だという方法があるわけではありませんが、1つに「子どもが安心して話せる親になる」というのがあります。

 

発達障害のお子さんを育てている女性の経験では、親から見てつまらない・くだらないと思える願い事でも可能な限りかなえてあげると子どもは親に安心して話せるようになるそうです。

 

夏に「セーターを着る」と言われたら…

一例として「子どもが夏にセーターを着たい」と言ったことをあげていました。

この場合、親の対応は3タイプに分かれると思います。

 

タイプ1は「夏に着る人はいない」と取り合わない親です。

タイプ2は実際に着させて、その後「誰も夏に着てないでしょ。」と批判的なコメントをつける親です。

タイプ3はセーターを子どもに渡し、後は何も言わない親です。

 

どの対応をしても、子どものたどり着く結論は同じです。

「夏にセーターは着るものではない」でしょう。

 

でも、納得の仕方が違います。

1は「みんながやらないことはやらない」、2は「やった後で何か言われる」、3は「自分の体感で納得」といったところでしょう。彼女は、常に3の対応を心がけたと言います。

 

この例は、だからタイプ3の親のがいいという話ではありません。

子どもの成長過程では、どのタイプの対応も子どもにとっては必要です。

 

年齢が低ければ低いほど、タイプ1・タイプ2で対応する場面が多いそうです。

家族会の場合、成人した当事者の話が聴ける親になるには、本人の意思を尊重したタイプ3の対応が日頃から求められると思います。

 

仕事をめぐる葛藤に上手に対処する

家族会で話される親の「こうなってほしい」の代表的なものは「仕事についてほしい」だと思います。

親は様々な情報を得て子どもに伝え、動き出すことを期待します。

 

その結果、当事者が何かを始めようとした時(何もできない状態も含めて)、「それは無理だ」とか「それでは暮らしていけない」とタイプ1の対応をしないでしょうか。

 

自分に合わない仕事を知ったり無理さ加減を実体験するのも無駄なことではありません。

むやみに何かを始め自分を追い詰めることのないように暮らすのも大事なことです。

 

ちょっとやり始めて辞めた時、「せっかく見つかった仕事なのに」とタイプ2の対応をしないでしょうか。

 

辞めるにはそれなりの理由があったはずです。

うまくいかなくても非難されないことが、次への一歩につながると思います。

 

子どもが夏にセーターを着たいと言った時、親は着たいとも思わないし着るものでないとわかっているからといって、子どもから「自分で体感し納得」する機会を奪っていいとはなりません。

 

「子どものため」という親側の思いだけから先回りして動き回ることは、当事者の心に置き去りにされた失意を積み重ねていくように思えます。

 

仕事はjobだけだなくworkも大事

「仕事」は英訳するとjobとworkになります。

 

jobは 「成果を前提とする仕事」でお金になります。

workは「ある目的をもって努力して行なう仕事」で必ずしもお金になるとは限りません。

 

親の望む「仕事」はjobで、生計を維持するだけの収入を得てほしいのだと思います。

 

でも「仕事」の選択肢としてworkも大事ではないでしょうか。

収入にこだわらず自分のやれることを仕事とし、不足する生活費は公的援助などに頼る生活です。

 

親に経済的な余裕がある場合、高齢になる親の介助者として同居生活を続けるのもworkだと思います。

 

また、当事者の状態や親の経済的な状況によっては、仕事をせず公的援助のみで暮らす選択もありうるでしょう。

 

job・work・無職のいずれを選択するにしても当事者の生き方の問題であることを今一度心にとめ、親は自身のこれからの生き方を考えていかなければと思います。

 

 

事務局:庶務は社会福祉法人函館博栄会グループホーム管理者・越野、社会医療法人函館博栄会高齢者複合施設「ケアタウン昭里」施設長・森が担当し

対外的な連絡窓口は野村が担当します。

 

野村俊幸(社会福祉士・精神保健福祉士)

090-6261-6984  tnomura@sea.ncv.ne.jp